■タイトル :緑色閃光(第三部)
■企画動機
「なろう」系における定義(異世界転生、ゲーム的演出、展開)などの要素をさらに昇華させ、難解とされる作品をより簡単に、かつロボット物としての完成度を上げていく物語として書いていく。
すべての要素を色濃く、重厚に表す事で深みを与えていく。
)現状について。
(強み、弱み)
キャラクターを強く出しすぎているあまり、世界観やストーリー性が剥離している状態にある。
これらを統合して嚙合わせる事でどれか一つが欠けても成立しない世界を作り上げる事で、新しい物語を作り出す目的がある。
その為、誰にでもわかりやすい平坦な言葉のみで構成する。
■時代背景、ジャンル:遠未来
■対象 :(誰に)
子供から大人まで。
■コンセプト(何をどうするのか、他の作品と何が違うのか。目指す方向性)
)平坦な言葉とシンプルなストーリーにより、誰にでもわかりやすくする。
)全体の重厚さを強め、何が欠けても成立しないほどに深く没入できる作品にする。
)ロボット物ならではの派手さ、格好よさを動きを中心に表現しセリフなどの安直な表現を避ける。
■スケジュール。計画(容量、工数、日数など)
全3冊分(原稿用紙1000~1200枚程度)。
全体的に3~4年程度のスパンとする。
1話を区切って同時に公開する。(今までは1話を区切り1週ごとに公開している)
反応を見るために投稿サイトの変更。
■コスト(日数、手間)
企画立案~設定確定(仕様書の完全作成完了)まで半年~1年程度。
本文は1話あたり2か月程度とする。
大まかにはフローを参考に。
■ストーリー概要
じり貧となっている日本は、自衛軍に居住地を開拓させるために平行世界へ部隊を派遣する。
しかし転移先で交戦し、艦隊の一部が撃破されてしまう。
撃破された青年はクァンターに保護され、鍛えられ作戦に駆り出される。
その際クァンターは死亡、彼はすべてを引き継ぐ。
一方で残った艦隊に封印が解かれた機体が合流、戦力となる。
機体の助けにより都市を制圧する。
複合体は奪還作戦を計画するため軍備を整える。
青年は自分が所属している部隊を倒す事に難を示しながらも、1部の主人公の新型機の調整に協力する。
作戦が発動し、交戦を行い1部の主人公の機体諸共封印を解除した機体は消滅する。
戦力を失った段階で3部主人公は部隊に交渉を申し込む。
やむなく受け入れ、各国の交渉の結果無条件撤退を受け入れる。
3部の主人公は機体を回収し、元の世界に帰る。
■世界観、場所:
各項目参照。
■登場人物:
各項目参照
■主な場所。
地名:学園都市エイブラム。
地理:封印の地より200Kmほど離れた研究都市。
文化、宗教等習わし:封印の地における物資搬送、研究データ送信を目的に設立された。科学者達や学生が多く集い、知的生産の街として発展してきた。急速に発展した若い街で、不便さはあるもののある程度の自由さがあるので若者が集い、独自の文化を形成している。ここから巣立った若者は大体にしてエリート職に付いているが、他の世代からは軋轢があり鼻つまみ者として嫌われている。
過去:ほぼ何もない場所に作られた計画都市の一つで、封印の地に施設を作る際に必要な物資やデータを輸送する為のステーションとなっていた。工事完了後もメンテナンスや物資搬送の必要性から都市として形成され、次第にインテリ層が集まる学生都市として発展していく。
元々希少な農地に適していた面もあり、自給自足が可能となっている事も都会から離れている以外で居住が容易な面も拍車をかけている。
現在:学生都市として発展している一方、敷地や統制が追いつかない面もある。
そのため、周辺区域に伸ばす計画が立てられているが目処が付いていない。自衛軍により侵攻を受ける。マイスの奮戦もあり優勢になるも、新鋭機によりエネルギーを失い占領される。
自給自足可能な都市が仇となり、占領を受け拠点として統制された上でマイスを始め、物資を奪われる。
未来:無条件撤退の交渉を行い、自衛軍は撤退を行う。これにより開放される。
(各項目200字以内)
施設:大学。大学寮。役場。農場。輸送ターミナル。
構造:教育機関を中心にプロムナードが広がる。非常に艶やかな都市で計画的に作られた中央区と、住居区が広がる区域、議会が集う中枢区域と完全に分かれている。交通、治安は安定しており自給自足が出来る関係から物価が安く、国家中央区域から離れているので地価も安いなど、暮らすには非常に安定している。
政治システム:合議制で、スプレア本国より派遣された人間の枠が存在する。但し本国との関連は薄く、これが占領時の通報、援軍要請が遅れる要因となった。
関連する地、人物:
名物、特徴:食事のクオリティが高く、度々話題になる。
使用するロケーション:全体区域。
モチーフ:ロンドノポリス。
地名:ネルザード街道。
地理:学生都市より伸びる街道。
文化、宗教等習わし:都市と都市を結ぶ街道。
過去:封印の地への輸送経路開発により整備された街道。封印の地の整備計画を推奨し、中間に自給自足を可能とする都市エイブラムの設計を行った政治家、ネルザードの名前を取る。エイブラムと封印の地、ファルファバードを繋ぐ。
現在:人の交流が多い街道の一つとして知られている。行き来はバスとフロートであり、途中で降りる事はまずないが周辺にいくつか拠点(駅)があるので休憩が可能。各都市区域にはゲートがあり、衛兵が常駐している。
未来:最終決戦の地。自衛軍が街道に沿う形で移動した所で上空にて戦う。
封鎖された上で行われ、先遣隊は全滅する。
(各項目200字以内)
施設:各拠点。
構造:整備された街道沿いに拠点が存在する。
政治システム:各街に委ねている。
関連する地、人物:
名物、特徴:人との行き会が多く、長い街道の割には駅が発展している。
使用するロケーション:上空。
モチーフ:
■用語。
神の棺計画。
特異点を次元回廊に封じる事で、特異点を維持した状態(メインストリーム化)を図る計画。
特異点として観測された30年前の機体の残骸を対象に、複合体を中心に強国が行ってきた。
次元回廊と呼ばれる次元の間(世界は物質界と精神界が混ざった状態で存在し、その間に空隙のある空間がある。その空域を次元回廊と呼ぶ。どちらでにいくか堂々巡りになるパラメータが観測されている為そういう名称になっている)に放り込む兵器と閉ざす力によ
エネルギープライヤー
エネルギーを奪いゼロにするが、最後に次元回廊に封じたエネルギーを送り込んで再稼働できる状態にするシステムを発動させる。
それは通常の力に加え、リウエで吹き飛ばしたエネルギーが還元される。(リウエの人々の残留思念により還元されていく)
■主なキャラクター。
名前:園田 兼定
容姿:黒い短髪。迷彩服。
能力:順応性の高さ。
年齢:22
性別:男性
性格:生真面目だが、融通がきかず甘い所がある。
職業:自衛軍上等兵。
所属:自衛軍
自称:僕、私。
二人称:兼定。園田。
癖、性分:男だけの世界に生き続けてきた為、女という存在が何なのか理解できていない。年上の人間ばかりに囲まれ、気を使う事ばかりを演じ続けてきたために本来の自分が空虚であり、生真面目さを持つが自分で判断するというのが出来ていない。
人物関係:上官と同僚がいる。またクァンターや1部主人公とは因縁がある。
経歴関係
プロフィール(各項目を200字以内にまとめる)
(過去、行動動機):東京で生まれ、裕福な生き方を保証されたが直後に没落し、更にランクの低い位置(6〜8番目)の妻の子だったために簡単に追放を受ける。夫の配慮によりせめてという理由で途上国に飛ばされ、外の人間として苦しい生き方を虐げられる。途上国に支部のある自衛軍に入ったのは生きるための糧を恒久的に得る手段でしかない。他人に虐げられる生き方に慣れていたため、厳しいメニューも普通にこなしてきた。適正の高さからAPWのテストを行う兵士として登録。間もなく平行世界の調査命令が発動する。
(現在、行動内容):平行世界に到着するなりクァンターと交戦。同僚は撃破されるも技量により直撃を免れ生き残る。クァンターに保護され、自分達の言葉とに多言国を話すのに驚く。訓練を受けクァンターとして王都奪還作戦に参加。1部主人公との交戦で保護してたクァンターを亡くし、自身は中破で撤退する。その後彼を引き継いでクァンターになりつつ、同僚達の行方を探していた。後に同僚達に会うも、敵とみなされ突き放される。人々のの生活に触れるうち戦闘ではなく停戦を支持し、最後までクァンターとして停戦するよう説得する。最終決戦後、出自を明かし仲立ちを行う為に合流。機体ごと生き残った者と共に撤退する。
(未来、行動結果):同僚共々、作戦の失敗により処刑されるのは目に見えていた。上官達の案により、元々駐留していた途上国への亡命を受け入れる。
メタ(構成)関係。
(物語上での)役割:3部主人公。
モデル:
余談:自衛軍は取引を行っている途上国に支部があり、現地での日系人を徴収している。彼らの目的は途上国の監視にある。30年以上経過しても核ロンダリングは存在し、更にAPWのような兵器の実験場になっている。これは自衛軍が建前で戦力を持たず、戦争に加担しないからである。(現地で徴用した人間が戦えば、現地の組織が勝手に戦っているだけと言い訳できる)
名前:マルカス・ナカノ
容姿:浅黒い肌。士官の服装。数多くのバッジ。
能力:
年齢:47
性別:男性
性格:思慮深く、厳しい物言いだが若い人間への配慮も欠かさない。
職業:自衛軍将校
所属:自衛軍
自称:俺
二人称:艦長
癖、性分:現場のみの判断で駆け抜けた実績は確かだが、一方で寡黙な性格が回りを近寄せさせない。しかし、一度口を開けば気さくな人間であるとすぐにわかる。杓子定規な性格は好みが分かれるが合理的な面と組合わさり、極限の状態でも的確な判断が出来るのに変わりない。
人物関係:3部主人公(部下)。
経歴関係
プロフィール(各項目を200字以内にまとめる)
(過去、行動動機):日本人と途上国の黒人のハーフであり、現地にて生まれた人間である。混血であるため日本人から嫌われ続けたが、親の献身的な性格により教育を受け、自衛軍に入る。
才覚を表し、現地においては指揮官として昇進するが出自から嫌うものも多く、今回の出撃が厄介払いの懲罰部隊である面を把握している。
(現在、行動内容):平行世界の調査作戦の指揮を取る。差別された性格の裏返しから冷徹で、常に部隊の無事を優先して判断する。圧倒的な戦力差に敗れるも都市を制圧し、次に向かう段階で交戦し先遣隊を失う。
(未来、行動結果):戦力を失った段階で交渉を持ちかけられると即座に応じる。
無条件撤退を受け入れ、立ち去る際に部下に全員現地への亡命を示唆する。
メタ(構成)関係。
(物語上での)役割:
モデル:
余談:途上国での経験から内申での差別的な感情が強く、現地の人間に愛それないと考えている。
交渉に応じたのは、自分の思考よりも部隊の壊滅のほうが損害が大きいと判断したためである。
名前:ニルス=ハインド
容姿:白髪混じりの紫色の髪。シワの寄った険しい顔つき。
能力:
年齢:51
性別:男性
性格:クァンターとしての経験が長く、主義主張よりも報酬を優先してきたが為、細かいことを考えるのは苦手で、敵味方を問わず腕の立つ人間を称賛する。一方で一般からは忌み嫌われ、必要な時以外は誰もいない森にこもっている。
職業:クァンター
所属:複合体
自称:俺
二人称:ニルスさん。ニルス。
癖、性分:アウトロー上がりの人間の性分か、まっさらな人間を除き信頼をしない。知識はすべてに疑念を与え、他人を欺く為にあるを知っているからだ。しかし信頼に値する人間は命を差し出してでも信頼する。人は一人で生きていないのもまた、彼は知っているからだ。
人物関係:兼定(保護)。1部主人公(同業者)、複合体(雇用主)。
経歴関係
プロフィール(各項目を200字以内にまとめる)
(過去、行動動機):ガルキアは貴族と平民の差が歴然としていた。平民の彼が落ちぶれれば、登れないのは容易であり、街を去り人を疑って生きるよりほかになかった。粗暴な性格の彼が生きるための糧として、過去を問わず実力主義のクァンターへの道に入るのも必然とも言えた。技量は優れず協調性もない。しかし経験に基づいた直観により相手より先手を取る戦術で確実に成果を上げてきた。彼は優秀なクァンターとして名をはせるが、鋭い感覚と感受性ゆえに人を避けるようになり、体力の衰えもあり引退と後継者探しを視野に入れていく。
(現在、行動内容):クァンターとして突如現れた自衛軍の調査に向かい、撃破するも生き残った兼定を保護する。言葉の問題もあったが、まっさらな彼を殺す気にはなれず、彼をクァンターとして鍛え予備機を与える。王都奪還作戦の招集がかかった時平民出身で、嫌っていた為にスプレア側につくつもりだったが、望郷にとらわれガルキア側につく。
(未来、行動結果):ガルキア側として研究都市にて交戦、マルスの先手を取るも技量の高さでは負け、追い詰められて撃破される。出撃直前、兼定にクァンターとしての地位とすべての財産を譲っている。
メタ(構成)関係。
(物語上での)役割:3部主人公の父親。
モデル:
余談:
■主な兵器。
サ=ス(メル)
ブラッドストームと同機体。
ナルオンの言葉で「不明1」を示す。
サ=ス(ラガ)
シンビジュームを改修した機体。
全長13m程度で赤みがかかっている。
これは追加武装がかぶさっているためである。
シンビジュームよりマイスにそった機体となっているが、これは完全に解析できなかったのと弾薬が作れなかったためである。
名前はナルオンの言葉で「不明2」。
シンビジュームに近い性能を持つが、サ=ス(メル)との交戦データよりエネルギープライヤーに抵抗するための装備「エネルギーサプライザー」を搭載している。
これはエネルギーが0になった場合、奪った次元回廊よりエネルギーを回収するというもので、これにより機体を再稼働させる事ができる。
エネルギープライヤーは起動後、チャージが必要になるため連続使用ができない。
この特性を駆使してエネルギーをチャージして緑色閃光を起動させ、2機を次元回廊に送り込んだ。
機体内部に認証に使われた芦原の記憶がある。
これが逆流した際になる音で咲かない花「シンビジューム」が認識できたために完全に起動した。(今までは解析した花が何か分からないので、そこから先が解析できなかった)
武装:対人用エネルギーガトリング、スピア、ハンマー、緑色閃光モジュール、長刀(マサムネ)、防御刀(マン・ゴーシュ)
歩行戦車。
自衛軍が開発した歩行戦車。
陸上揚陸艦の艦上搭載機として開発された。
2脚と4脚があり、それぞれが異なる番号と制御システムを持つ。
BC兵器による虐殺により回収したデータより、走破性と自衛性を両立させた次世代戦車構想として、制圧性を考慮して開発された。
通常の洗車と異なり、1人でも操縦、メンテナンス、補給ができるようになっている。
戦車の延長線上にある為、武装も戦車に近いものを採用している。
近接戦闘は一切考慮されていない。
機動性はそれなりだが、陸と空域を自在に動けるマイスの前ではおもちゃでしなく、簡単に撃破されてしまう。
兼定は技量から直撃を免れ、脱出する。
武装:滑空砲。対人機銃、ミサイルランチャー、
ベンデルクトール
複合体からクァンターに支給されているマイスの1機。
10m前後で、色は灰色。
特に高性能というわけではなく、真新しい機体でもないが、バランスは良好で、遊びも多く堅牢なため古参兵を中心に現在でもつかわれている。
一般的な兵装はこの機体でもって開発が終了したといってもよく、以降の機体は新型といってもハード面を含めてアップデートにとどまる。
その為、古い=弱いにならない。
ニルスが使用した後、兼定が委譲して使用する。
以後は複合体にて決戦用としてアップデートされた機体に変更されるまで使用される。
ニルスが使用しているものは小回りを利かせて先手を取るため、旋回性能を向上させたカスタム機となっていて、機体を混乱させる装備が充実している。但しクァンターは皆、独自に仕様に改造するのがふつうである。
武装:対人用エネルギーガン、スモークディスチャージャー、高熱フレアグレネード、スピア、パイルバンカー、パイルドライバー、防御刀(マン・ゴーシュ)